「LED電球」というのはよく聞きますが、「LED蛍光灯」というのはあまり聞いたことがありません。
LED電球とはなにか違うのですか?
LED電球とはなにか違うのですか?
Answer!!:用途と形が違います
LED電球とLED蛍光灯の違いを一言でいえば用途と形が違います。
いえいえ、別にふざけているわけではありません。
この両者の違いは実際、その程度でしかないのです。
LED蛍光灯もLED電球も同じLED照明
実はLED蛍光灯もLED電球も同じLED照明の1つです。
LED照明とは発光ダイオードを利用した照明器具のことです。
これまで使用されていた照明器具は白熱電球と蛍光灯ですが、白熱電球のソケットに装着可能なLED照明を「LED電球」、細長い円柱状やわっか状の形状をしており、蛍光灯との交換で用いられるLED照明を「LED蛍光灯」と呼んでいるだけなのです。
なお、LED照明は白熱電球や蛍光灯の変わりだけでなく、現在、様々な用途で使用されています。
例えば、誘導灯や携帯機器に使う液晶パネル用バックライトなどにもLED照明は使用されています。
なぜLED電球のほうが有名なのか
たしかに「LED電球」はよく耳にしますが、「LED蛍光灯」はあまり耳にしません。
それは何故でしょうか?
結論から言えば、LEDの宣伝には「LED電球と白熱電球の対比」がよく用いられているからにすぎません。
その理由は、LED照明は白熱電球との差は圧倒的であるのに対し、蛍光灯との差はそれほどでもないのです(LED蛍光灯が蛍光灯よりも優れているのは確かなのですが、LED電球と白熱電球ほどのものではない)。
こうした繰り返される宣伝の結果、「LED照明といえばLED電球」というイメージがついてしまっているのです。
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