以前、電気を消したばかりの蛍光灯を交換しようとして、「あちっ」となった経験があります。
LED蛍光灯にはそのようなことはないと聞いたのですが、それはどうしてでしょうか?
Answer!!
LED蛍光灯にはそのようなことはないと聞いたのですが、それはどうしてでしょうか?

Answer!!
LED蛍光灯には発光しても発熱しないという特性があります
そもそも白熱電球や蛍光灯は、熱を光に変換する原理となっています。
その為、発光面やその全面が非常に熱くなり、場合によっては、離隔距離を1m以上確保しなければならないこともあります。
それに対し、LED照明は、発光面に火傷するような発熱がないため、ランプに触られるおそれがある場所でも、 火傷に対する措置を省略することが可能になります。
何故熱くならないのか?
実はLED蛍光灯は発熱しないわけではありません。
従来の蛍光灯や白熱電球と同様、しっかり発熱しているのですが、LED蛍光灯の電源部分と発光部の間に放熱部部分(フィン)がありそこから意図的に熱を放出させているので、発光部は熱くならないのです。
これはLEDは熱に弱いため、このように熱を逃がす構造にしないと蛍光灯としての寿命が縮まってしまうからです。
消灯直後の交換はやめましょう
LED蛍光灯の発光部分に触れてしまっても、全然熱くないのでやけどの心配はないというのは事実です。
しかし、電源部分のほうはかなり熱を持っているので、消灯直後に素手で交換するのは困難です。
従来の蛍光灯であれ、LED蛍光灯であれ直前まで使用していた照明を交換するのは安全性の面から好ましいことではないので、できる限り避けましょう。
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